
2020.11.11
21卒の私がirodasを使い倒した話
みんさんこんにちは! 本日のインタビューは、龍谷大学の向井菜実さんです! 向井さんは現在、irodasSALONの龍谷大学支部長として、就活生にキャリア支援をしています。 しかし、そんな向井さんも元々働く事に対して良いイメージを持っていなかったとか... どういう出会いが向井さんを変えたのか? 好きな仕事をどうやって見つけたのか? など、あれこれ聞いてみました!ぜひご覧ください!
向井菜実 龍谷大学 irodasに出会い、自分のやりたいことが見つかる。現在はirodasSALON龍谷大学支部長として日々就活生に対してキャリア支援をしています。
目次
ほんとです。笑 ずっと、「仕事=辛い、しんどい、我慢するもの」と思っていて、楽しく働けるなんてほんの一握りの人間だと思っていました。笑 そう思うようになったのは、一番私の身近にいた「働く人達」が、仕事に対してネガティブな考え方を持っていたからでした。 昔、両親が喧嘩していたのをチラ見したことがあるんです。 「何話してるんや!?」 と思ってしれーっと盗み聞きしていて何も聞こえなかったし記憶もほとんどないですが、 「仕事やりたくてやってるわけじゃない!」 という言葉だけ、なぜか当時はっきり聞こえたし、今でも耳に残っているんです。 軽く盗み聞きしようと思っただけなのに、当時の自分にとっては結構衝撃的で 「え、仕事って楽しくないものなのかな」 とその時から思い始めました。 その後、「じゃあなんでみんな働いてるんだろう?」と子供ながらに疑問に思って考えていました。幼いながらに「お金」が生きていくためには必要なのは分かっていたし、両親も、「楽しく働けるのはほんの一握りの人」と言っていて、 「仕事っていうのは家族のために 我慢するものなんだなあ」 「多分、生きていくために不可欠なんだなあ」 と思っていました。 だからこそ、就活が始まって企業選択の軸を決めるときも、やりがいや楽しさは求めなかったし、 ・福利厚生が整っていること ・定時にしっかりと上がれること などを重要視していました。 楽しくない仕事のストレスを、いかにホワイトカラーで福利厚生が充実した環境にして楽できるかっていう部分しか見ていなかったですね。 業界とか業種とか全然関係なかったです。笑 というか、就活を始めた当初も 「すぐ結婚して専業主婦になりたい!」 と思ってました。笑 朝、旦那さんを見送ってそのあと子供を幼稚園に連れていく。そして私は昼過ぎからヨガする!みたいな。笑
別に専業主婦が悪いとかではないのですが、今思うと、当時の働くことへのイメージが悪すぎて、そういう生活が一番理想なのかなーと自分の中で決めつけていましたね。笑
そうですね。笑 最初は全然やる気になれなかったです。 周りも早期から始めている人もいなかったし、「時が来たらやるか!」くらいの気持ちでした。 結果的にirodasSALONの濱上くん(irodasSALON関大支部)の紹介がきっかけで12月から始めることになりました。 濱上くん(私ははまちゃんって呼んでます)はバイト先が同じで仲が良かったんです。はまちゃんは就活を夏くらいから始めていて「すげえ、意識高いなあ」くらいとしか見ていなかったのですが、何度か就活のイベントにも誘われたので12月に初めていくことにしたのです。 そこで、就活を早くしないとやばいということに気づきました。 当日はグループ席でみんなで話し合ったりするイベントだったんですが、 そこでもう、、 周りのガチ加減に驚きました。。 「私はこういうところが強みだから〇〇なとこ行きたい」 とか、 「僕の企業選択の軸は3つあって〜」 みたいに、参加者全員が本気で将来のことを考えていて、全く就活をしてこなかった私からして全然ついていけない空間だったんです。 同い歳の学生が12月の段階でこれだけ深く考えられているということが衝撃でした。 それに、その就活イベント自体も企業が開催したものではなく学生主体で行われたイベントで、しかもその主催者がはまちゃん! 私のはまちゃんへのイメージは、いつもキッチンで黙々と料理を作ってるっていう感じだったのに、その時は企画進行から大勢の同期の前でスピーチするなど、とても輝いて見えて、 「すげえ!!」 とシンプルに感動していました。笑 イベントが終わって、「流石にこれはやばいかもな〜」と思いながら、はまちゃんに「私ってぶっちゃけやばいかな?」と聞くと、 「やばいで。前から言ってるやん!」 と即答。笑 そうだよねって思いながらその日から就活を始めることを決意しました。
その後、本格的に就活を始めることになってirodasでの就活イベントに参加したり、メンターさんに面談してもらうようになりました。 そこで、私の仕事への価値観が大きく揺さぶられることになったんです。 イベントには、irodasのオフィスに30人くらいの学生が集まっていて、 「どこ受けてるん?」 「今〇〇が選考進んでる!」 などどみんな自分の就活状況について話し合ったりとざわざわした空気の中始まりました。そしてイベント中に講師の渡辺さんが 「どうせなら楽しく仕事したくない?」 と、言ったんです。 「楽しく仕事をする、、?」 私にとってはとても衝撃的な言葉でした。 今までずっと仕事に対してネガティブなイメージを持っていたし、 「楽しく働くなんて一握りの人間だけ」 と思っていたので、正直考えたことすらないことでした。 「いや、そんなの無理でしょ」 と思いつつも、ふと周りを見ると気づいたんです。 「あれ、私の周りは結構みんな楽しく働いてるぞ」って。 私はirodasの三田さんにメンターとして就活のサポートをしてもらっていたのですが、 三田さんがもう、毎回面談するときに楽しそうだったんです。笑 「なみちゃんここ行ってみなよ!」 「え!そういう価値観あるんだ!」 みたいに、就活をするのは私なのに、私以上に私の将来に対してワクワクしていたんです。 なんかもう、毎回めっちゃ楽しそうでした。笑 「なんでそんなに楽しんでるん!」って思っていましたね。笑 それに、私に就活を始めるきっかけをくれたはまちゃんも同じでした。本当に好きなことしかしていないし、好きなことしか考えていないタイプで、常に楽しそうだったんですよね。そういう姿を見て、 「あれ、意外とみんな楽しく働いてるぞ。だったら自分も行動すれば同じようになれるかもしれない」と思いました。 今までは、「楽しく働ける人ってほんの一握り」って思っていたし、 その一握りの人は"何かすごい才能やセンスを持っている人"だと勝手に決めつけていました。 でも、楽しく働くのは才能やセンスなんかじゃなくて、自分の行動や選択次第かもしれない。ってその時思ったんです。 そうして、「だったら私も好きな仕事を見つけたい!」と思ってより本格的に就活をしていくことになりました。
「好きな仕事を見つけたい」 と思ってからというもの、 メンターである三田さんにも協力してもらって「自分のやりたいことは何なのか?」にとことん向き合いました。そこで、人材とブライダルの二つにまで絞ることができました。 この二つを選んだ理由としては、「人の記憶に残る仕事がしたい」という自分の価値観があり、人の人生に関わる転職や結婚で、その人にベストな価値を提供できるかもしれない。と思ったんです。 ただ、正直私はブライダルが良いと思っていたのですが、どうしても踏み出せない自分がいました。 「大卒でブライダルってもったいないのかな」 「ブライダル関係はアルバイトでもやろうと思えばできるし、せっかく就活をするならいわゆる有名な企業に行ったほうがいいのかもしれない」 と思っていたのです。 そこで三田さんに相談すると、「なみちゃんの気持ちもわかる。でも、自分の気持ちに素直になるのもすごい大事だよ。とりあえずもう一回フラットに業界を見てみたら?」 と言われたんです。 いつも自分の考えに共感してくれる三田さんはほんと好きだったし、「三田さんが言うなら見てみよう!」と思い、もう一度この二つの業界をじっくりと見ることにしました。 そうして人材を見ると、お客さんと自分の関わる時間が少なかったり、少しビジネスチックな意思決定を求められたりと、意外と自分のやりたいことに繋がっていないと思ったのです。 逆にブライダルは、 人生の大きなイベントである「結婚式」を1〜2年かけて新郎新婦さんと共に企画して、最高のものにするというとても素晴らしい仕事だったんです。 最初それを知ったとき、「あ、私は絶対ここだ!!」と思いましたね。 しっかりといろんな業界を見たからこそ本当に自分がやりたい事に気づくことができた。三田さんには感謝しています。 そこからは、たくさんのブライダル企業の選考を受け、一番自分が行きたい企業に内定をいただけました!
もっと結婚式を盛り上げたい!! と思っています。 今の世の中は、「なし婚」と言われる結婚式をしない世帯が多く、市場自体が縮小していると言われています。 主な理由としては、 「費用がかかるからできない」 「まだ若くて他にも使うお金があるから」 などの世帯の経済的理由等が挙げられます。 でも、だからといって結婚式をしないのはもったいないと思うし結婚式がなくなる世の中ってハッピーじゃないと思うんです、、笑 人生で見ても一番幸せな行事だから無くしたくないと思ってます。 離婚率だって上がるんですよ!笑 だからこそ、私は結婚式を再度盛り上げたい。 これからの社会にあった形で結婚式というものをアップデートすることが、私自身のこれからやりたいことです。 だからこそ、私が行くと決めた企業は大きくなく、成長が見込まれるベンチャー企業です。この企業で成果を出し、役職をあげ、企業とともに私も成長する。そして、私自身も業界そのものに影響を与えられる存在になることが私の理想の実現につながると思い、ベンチャーに行くと決めました。 社会に出るのが楽しみですね。笑
とにかく、早く就活を始めて欲しい。 私が伝えたいのはこれですね。 就活って、単にファーストキャリアを決めるためにあるのではなく、"自分の幸せな人生を決めるためにある"と思っています。 適当に決めた企業に行ってしまうと、適当な人生になってしまうと思います。 どうせなら、楽しい人生の方がいいはずです。 そのためには、自分のやりたいことを見つけないといけないし、自分のやりたいことを見つけるにはもっと自分を知らないといけない。 就活ってESや面接をするだけじゃなくてもっと自分に向き合うものだと思っています。だからこそ「時間」が必要なんです。 夏から就活を始めている人は、本当に自分のやりたいことや理想像を明確にして就活本番に挑んでいるのに、ギリギリに初めてしまうと、どうしても自分に向き合うだけでなく面接や選考も並列で受けないといけない。その時点でめちゃくちゃ不利だと思いますし、 「もうここでいいや!」と投げやりになってしまうかもしれません。 そうなってしまっては本質的な就活はできないし、きっと働くことが楽しくないと思います。だからこそ、この記事を読んでくれている人には早く始めて欲しい。 何をすればいいかわからなかったらirodasSALONに行くといいと思います。今何すべきかをしっかりと教えてくれるし、メンターの方も親身に向き合ってくれると思います。 私だってOKです!連絡してくれたらいつでも相談に乗ります!頑張ってください!
向井さん 今日はありがとうございました! 向井さんは今irodasSALONのインターン生として龍谷大学支部長を務めています。 「喋ってみたい!」 「相談に乗って欲しい」 と思った方は是非ご連絡ください!