「HR」「デジタル」「グローバル」の 3つの重点戦略を土台に、人材集客を始めとした採用戦略から、人材紹介、人材育成、HRテックサービスなど、人材に関わるトータルソリューションを提供。

BtoBサービスのため学生からの認知度に課題。十分な母集団形成をできていなかった。

御社の事業や採用活動についてお伺いしてよろしいでしょうか

私たちキャムコムグループはデジタル領域に強みを持ち、人材集客から採用、人材管理、ワークスペースなど、HR領域のワンストップソリューションを提供しています。

事業規模も年々拡大しており、従業員数も2,000名を超えました。それに伴い新卒採用にも本格的に力を入れ始め、年間で120名近くの新卒採用を推進しています。

まさに拡大フェーズですね。そうした中、新卒採用にどのような課題がありましたか？

一言で言うとやはり十分な母集団形成をできていないことでした。

当時から事業規模は拡大を続け、市場の中でも一定の存在感は出てきていたと思います。その一方でBtoBビジネスを中心に展開しているため学生からの認知度は十分でないと感じていました。

ナビ媒体で母集団形成を行っていましたが十分なエントリー数を確保できていない状態で、同時に選考移行率も芳しくなく、有効な母集団とは言えない状況でした。

また採用を成功させていく社内のノウハウも確立されていませんでした。

irodasSALONを利用開始直後、スピード感を持った母集団形成が可能に

irodasSALON導入の背景を教えてください。

irodasの担当者からアプローチをいただいたことがきっかけです。

元々エージェントサービスはあまり活用していなかったのですが、母集団の確保を優先的に行おうと判断し、irodasSALONの活用を検討しました。

利用を開始するにあたって、担当の方が現状の採用課題を丁寧にヒアリングして下さったことが印象的です。採用活動の成功に向けて並走してくれそうだなと感じ、利用を開始しました。

実際irodasSALONを使い始めていかがでしたか？

まず驚いたのが、利用から送客までのスピード感です。

担当のエージェントの方がこちらの採用状況を理解して、取り組み開始直後からかなりの学生様をご紹介いただけました。

一方でただご紹介いただくだけでなく、かなりの頻度ですり合わせを実施頂けたため、人材のミスマッチもとても少なかったです。

本当に当社の採用ペルソナを理解してご送客いただいているのだなと実感しました。

仕事への適性とキャリア教育による自己理解がマッチ。23卒では60名の新卒採用に成功

irodasから選考を受ける学生の特徴はいかがでしたか？

大きく2つの点で特徴的だと感じました。

まず1点目が社風とのマッチングが非常に高いなと感じました。 利用してから気づいたのですが、irodasさんは関西圏の学生を多く母集団として抱えており自社の求める営業適正やコミュニケーション適正と親和性の高い学生が多かったです。

少し偏見かもしれませんが、関西圏特有のコミュニケーションを持っているといいますか、相手の求めているコミュニケーションを自ら取られる学生が多かったです。

irodasから紹介される学生の2つ目の特徴は何ですか？

もう1つが学生がご自身で行っている自己分析やキャリアへの理解度が非常に高いと感じました。 実際にirodasから選考にお越しくださる学生さんの特徴として、個人差はあれど「どんなキャリアを求めているのか」「自身の原体験からくる価値観」「強みや弱み」といったことがかなり明確でした。

そこはirodasさんが行なっているキャリア教育が学生にもしっかり浸透しているなと感じたポイントでもありました。

ありがとうございます。実際にどのような成果を生みましたか？

irodasさんとの取り組みを始めて2年目になりますが、23卒では最終的に60名の内定承諾につなげることができました。

当初の採用目標の半数以上がirodasさんからご紹介になりますので当社としてもかなり助かっています。

また採用ノウハウの蓄積も課題でしたが、当社の採用ペルソナのブラッシュアップやフィードバックも年次でいただけたことで採用手法の確立もこの数年で格段に進捗しました。

就活生からの認知度拡大にむけ採用ノウハウを確立していきたい

今後の採用活動でチャレンジしたいことはありますか？

まずは、採用広報などを活用し学生からの認知の拡大に取り組みたいと考えています。

また今回エージェントサービスを新たな手法として採用することで採用活動に成果を出すことができました。 なので、新たな採用手法なども積極的に活用し、幅広い採用ノウハウを自社の中で確立させていきたいです。